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最終更新日:2023/10/11

阿部俊祐(Shunsuke ABE)

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秋田市出身。東京藝術大学音楽学部作曲科卒業。在学中に安宅賞受賞。同大学院修士課程作曲専攻修了。フランス、パリ国立高等音楽院作曲科中退。2010年度野村学芸財団奨学生。2011~12年度ローム・ミュージック・ファンデーション奨学生。作曲を四反田素幸、浦田健次郎、小山薫、野平一郎、ジェラール・ペソンの各氏に師事。 秋田大学教育文化学部非常勤講師を経て、現在北海道教育大学岩見沢校音楽文化専攻作曲コース准教授。
幼少から好きだったJazz、フュージョン、ゲーム・アニメ音楽を出発点に、大学では主にフランス現代音楽を研究し、西洋伝統音楽の視点から音に対する感性を磨く。現代音楽での受賞・新作委嘱も多く、明快な和音、多彩で透き通った音色、繊細な音作りによって編み上げられる作品は、新聞や雑誌などでも取り上げられ好評を得ている。留学から帰国後は、現代音楽だけでなく、映像音楽、吹奏楽、ゲームや広告、各種演奏会と幅広いジャンルの作編曲・オーケストレーションと活動の幅を広げている。2015年より北海道教育大学岩見沢校で後進の指導にもあたっている。

趣味:コーヒー・スプラトゥーン・温泉銭湯巡り・トロンボーン
好きな作曲家:M.Ravel
好きな和音:◯m9sus4
好きな街:札幌
好きなお酒:高清水・飛良泉・山本・十四代・廣戸川
嫌いな食べ物:麺類に入ったネギ・酢の物・変化球アレンジされた料理
音感:超絶移動ド・絶対音感皆無(芸大の入試聴音は分からなすぎて作曲して出したらしい)
DTM環境:iMac/Cubase/Logic/StudioOne/Finale

主な受賞・活動歴

2010年、京都フランス音楽アカデミーにてアラン・ゴーサン氏のクラスを受講し、最優秀作品に贈られるメシアン賞受賞。同年、第8回TIAA全日本作曲家コンクール室内楽部門2位(1位なし)・歌曲部門審査員特別賞の各賞受賞。同年、第17回奏楽堂日本歌曲コンクール作曲部門中田喜直賞の部優秀賞受賞。2011年1月には、アンサンブル室町の委嘱により作曲された和楽器と古楽器のための作品《Ombre/Son(音の影)》が東京文化会館小ホールにて初演された。12月には藝大大学院修士修了作品として書いたオーケストラ作品《IL(イル)》が藝大フィルにより藝大奏楽堂にて初演される。同作品は2012年8月に行われた芥川作曲賞(サントリー芸術財団主催)にノミネートされ、大井剛志指揮、新日本フィルハーモニー交響楽団により再演された。
2019年秋田市アトリオン音楽ホール開館30周年記念委嘱作品として作曲した吹奏楽作品《Le Grand(ル・グラン)》は、2020年第23回”響宴”にノミネートされ、コロナ禍の影響で2年後の2022年にCDという形で発表された。
近年は勤務大学関連で吹奏楽やアンサンブル等の編曲にも力を注いでいる。

◆劇伴音楽のアシスタント歴7年ドラマやアニメ、ドキュメンタリー等の音楽制作アシスタントとして音楽・譜面制作に関わる
 ・民放ドラマ・NHKの番組等(詳細は守秘義務のため公開できません) オーケストレーション、譜面制作、アレンジ等多数担当

◆作曲・編曲・アレンジ
 ・国内外のプロオーケストラ、ミュージシャンの演奏会やリサイタル等での新作委嘱(札幌交響楽団員、東京校正ウインドオーケストラ団員、芸大フィルハーモニー、日本フィルハーモニー等
 ・アニメ「花咲くいろは」オーケストラアンサンブル金沢公演アレンジ・GAME Symphony JAPAN「ペルソナ」シリーズ、 ゲーム「パタポン 」シリーズアレンジ etc.
 ・アプリゲーム「GRAN SAGA」(作曲:下村陽子氏)等のオーケストレーションアレンジ担当

◆譜面制作
 国内楽譜出版社で編集担当、劇伴音楽の楽譜制作の経験豊富。パート譜からスコアまで出版レベルの譜面制作に対応。Finale使用歴15年超。

個人ブログ どれみふぁっぷっぷぷー
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